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アオサンゴは共莢目を構成する唯一の現生種で

太平洋、インド洋のサンゴ礁浅海域に広く分布し、日本近海では奄美(あまみ)諸島以南に分布する。

群体は大きく分岐する石灰質の扇状の骨格をつくり、ときには径1メートル以上の団塊状の群体になる。

骨格は、表面は灰青色であるが、骨格を割ると内部は鮮やかな藍青(らんせい)色を呈する。

骨格表面には全面にわたって直径約1ミリメートルの主管が分布し、その間を埋めるように直径0.2ミリメートルの無数の細管がある。

主管には淡褐色のポリプが納まり、ポリプは八放サンゴ類の特徴である羽状突起を備えた8本の触手をもっている。

オニヒトデは輻長約15cmで多数の腕を持ち 

全身が棘に覆われた、大型のヒトデである。

サンゴを食べ、時に珊瑚礁の破壊者と目される。

造礁サンゴの敵、オニヒトデ は腕の先端から先端までの直径が最大で約60cmまで成長するが、通常は30‐40cmである。1個体のメスヒトデから1000万のオーダーで細胞の直径約 0.2mmの卵が放出される。

受精卵はヒトデとして典型的な発生過程をたどり、約半日後に嚢胚初期で孵化し、幼生(ビビンナリア)は植物プランクトンを摂取して成長し、ブラキオラリア期を経て、2‐6週間の浮遊幼生期間の後に石 灰藻などの付着基盤に固着して直径約0.5mmで5腕の稚ヒトデに変態する。

定着した幼体は石灰藻やデトライタス(魚などの死体が分解してできた有機物)を食べるが、ある程度の大きさまで成長すると石灰藻食、デトライタス食に加えて珊瑚を捕食するようになる。

腕の数を増やしながら生長し、熱帯海域の温度では約半年間で直径8mmまで生長して腕の数もこのヒトデとして 標準の14‐18本となる。

この頃から腕と体盤の上の棘が伸び始め、造礁サンゴを食べるようになる。

満1年で径数センチ、満2年で約 20cmとなって性成熟し始め、3年目以降数年間は毎年繁殖を繰り返し、6‐7年で生理的な寿命を迎えると見られている。

石灰藻、珊瑚とも摂食するときは口から胃を裏返して広げて餌生物に押し付け、消化吸収を行う。

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